どうすればいい?本気でカントン包茎で悩んでいる人のための情報

性行為のときは包皮を剥くのが好ましいですが、剥くのに苦労したり剥いたあとに戻らなくなったりするケースは少なくありません。こうした症状をカントン包茎と呼んでおり、重度の場合は医療機関で手術をする必要があります。

カントン包茎は症状に応じた対処法がありますので、状態に合わせた方法を実践してください。カントン包茎の悩みを放置しておくことは、性生活の質を下げることにつながります。衛生的にもよい状態ではありませんので、早めの対策が必要でしょう。ここではカントン包茎を改善させるための一般的な対処法について説明していきます。

時間をかけて悩みを解消していく

包茎と言えば仮性包茎と真性包茎について語られることが多いですが、カントン包茎という症状もあります。漢字では嵌頓包茎と書き、包皮を剥くと亀頭が圧迫されて血管やリンパのめぐりを悪化させてしまう症状です。カントン包茎は単発で発生するというより、仮性包茎と真性包茎のいずれかに属することが多いです。

仮性包茎に近い状態であれば、普段から剥くクセをつけておく対処法を試してみてください。ただ強い痛みを感じるようであれば問題があるので、無理に剥くのはよくありません。痛くない程度に試してみるのが好ましく、最初は1日1時間などの短時間から始めてみます。

入浴時は亀頭に石鹸をつけてからシャワーで洗っている人が多く、このタイミングは剥くのが最も楽です。石鹸のぬめりによって楽に剥けますので、入浴時は剥いたままにしておきましょう。普段は剥いたままにしておくと痛みを感じる人も、入浴時はあまり感じないという人が多いです。とにかく大切なのは剥けた状態が当たり前になるように、少しずつトレーニングをしていくことです。焦って治そうとするのではなく、時間をかけて少しずつ正常な状態に戻していきます。軽いカントン包茎であれば、この方法で治せることが少なくありません。

包皮を切除する対処法で悩みを解決

平常時は問題なく剥けるのに、勃起すると剥くのが大変になるのがカントン包茎の特徴です。特に剥いた状態を元に戻すときに苦労し、症状が重度だと腫れたり水ぶくれになったりする可能性があります。しばらく戻らなくなると壊死状態になるケースもあるため、重度だと自覚している人は早めに対処してください。巷には包茎治療の矯正器具などが販売されていますが、確実に治すなら手術がおすすめです。矯正器具は包皮にクセをつける方法であり、包皮を切除するわけではありません。

手術をして余った包皮を切除すれば、確実にカントン包茎を治すことができます。そもそも包茎とは包皮が多いために発生する症状だからです。カントン包茎であると同時に真性包茎だと認められる場合は、治療に健康保険が適用になることがあります。

仮性包茎の場合は病気とは認められませんが、真性包茎に関しては皮膚疾患と判断されることが多いのです。診断結果はクリニックによって異なりますが、保険適用の実績が豊富にあるクリニックなら保険を使えることが多いでしょう。包茎の対処法は切除する方法が圧倒的に多いですが、なかには切らないで糸で縫って矯正していく方法もあります。

施術後は無理をしない生活を意識する

それほど重度ではないカントン包茎なら、糸で縫うだけの対処法で解決できる場合があります。この方法だと10分くらいで手術が終了し、その後は普段どおりの生活ができます。症状がある程度重度ならば、切除する方法を選択するのが一般的です。切る方法の場合は手術から5日間くらいは飲酒を避けましょう。飲酒によって血行が促進されるので、腫れやダウンタイムが強く発生してしまう可能性があります。シャワーに関しては翌日から許可が出ることもありますが、できるタイミングは手術の仕方によって変わってきます。

激しい運動も1週間くらいは避けるのが好ましく、これも飲酒と同様に術後の回復を遅くしてしまうためです。軽度な運動はそれほど問題ではありませんが、ここは判断が難しいところでしょう。いずれにしても手術から数日は意識して身体を動かすのは避けて、安静にしているのが得策です。

カントン包茎を放置しておく男性は少なくありませんが、亀頭包皮炎のリスクを高めてしまいます。この症状が長らく続いていると、亀頭と包皮が張り付いてしまう可能性もあります。衛生的にもよくない症状ですから、早めにメンズクリニックや泌尿器科で対処するのがおすすめです。

まとめ

それほど重度ではないカントン包茎であれば、普段から剥いておく対処法で悩みが解決することがあります。この場合は時間をかけて少しずつ矯正し、正常な状態に戻していきます。剥いたときに元に戻らなくなるような状態なら、切除術によって改善するのが一般的です。

余分な包皮を切除すれば亀頭が露出し、亀頭包皮炎のリスクも軽減するでしょう。症状が軽度ならば切除しない糸による施術で対処できることもあります。切除による手術を受けたあとは、身体に無理をかけずに生活するのが得策です。腫れやダウンタイムを抑えるためにも安静な生活を意識してください。

参照サイト
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